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参加施設紹介(前期)

東京都では、障害のある方向けに開発された機器を福祉施設に貸し出し、オンラインで施設同士のスポーツの対戦ができる機会を提供するeパラスポーツ事業を今年度から開始しています。
手先の不自由な方でも操作できる大きなボタン型スイッチや、目の動きだけで操作できる視線入力装置などを貸し出しています。機器の提供に当たっては、作業療法士が操作する方の障害特性や状態を確認し選定しています。
個々の状態に合わせた機器を使用することで、障害のある方が自分自身で操作して、パソコン上で徒競走や玉入れなどのスポーツ対戦を楽しむことができます。 参加施設を公募し、応募のあった施設から前期5施設、後期5施設の計10施設に参加いただいています。

世田谷区立奥沢福祉園(世田谷区)

スタッフコメント
eパラスポーツは初めての体験でとても新鮮な気持ちで取り組んでいます。
障害のある方もない方も関係なく、同じ視点で楽しめる内容や機材がさらに発展し、障害のある方々が気軽に“自己表現するツール”として確立していってもらいたいです。
様々な方とオンライン上での繋がりを通じて、利用者様方の活躍の場が一層広がっていっていただきたいと願っています。

利用者コメント
・交流会への参加も楽しみにしています。

社会福祉法人武蔵野会 小平福祉園(小平市)

スタッフコメント
普段は就労Bで個々に作業する利用者さんたちが、協力プレーのゲームを通して一体感が生まれたり、「共に楽しむ」を通して利用者さん同士の理解が深まると嬉しいです。
また、全く関わりの無い利用者さん同士や会話が難しい方でもコミュニケーション方法の一つとしてeパラスポーツを活用していくことで関わりが広がっていけたらと期待しています。

利用者コメント
・正々堂々と、自分なりにうまく出来るように頑張ります。
・いつも通り楽しんでやりたいと思います。

社会福祉法人邦友会 障害者支援施設新宿けやき園(新宿区)

スタッフコメント
eパラスポーツ機器をお借りして利用者さんの好評を得ています。

利用者コメント
・eスポーツゲームをやってみて面白かった。
・自分の体力がどのくらいあるのか運動になって良かった。
・他にどのようなゲームがあるのか興味が出ました。

社会福祉法人あだちの里 谷在家福祉園(足立区)

スタッフコメント
交流戦に向けて日々練習中です!ご利用者によって得意なゲームが違ったり、普段の活動では気が付かなかった意外な才能に気が付いたり……。日を追うごとに上達するご利用者のスキルを交流戦でお見せできるのが楽しみです。ここ数年はコロナ禍で施設外の方との交流の場も少なくなっていたので、貴重な場を楽しみつつも勝利を目指して頑張ります!

利用者コメント
・負けないぞ!
・負けないよ!
・負けないぞー!1・2・3 オォォー!!
・やってやるぞ!
・職員「交流戦頑張りますか?」→利用者「うん!!!(ガッツポーズ)」

社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会 Leaves練馬高野台(練馬区)

スタッフコメント
「利用者の楽しみの幅を広げる」「交流の場を設ける」ことです。eパラスポーツがツールとなり新しく刺激的な活動を通して交流することで、普段の活動への意欲向上に期待しています。

利用者コメント
・eパラスポーツ楽しみにしています
・上手になりたい