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イベントレポート(後期)

交流会イベントレポート


eパラスポーツ交流会イベントが、2024年2月20日(火)に行われました。
2回目となる今回は、東京都武蔵村山市にある商業施設「イオンモールむさし村山」にて行われました。イベントスペースである「センターコート」にはeパラスポーツに興味を持って来場された方、ショッピングやお食事にお越しになった方など、多数の方にお立ち寄りいただきました。



ステージイベント

今回の交流会のゲストには、お笑い芸人のキンタロー。さんをお迎えしました。前回に引き続き、寝たきり芸人のあそどっぐさんも熊本からオンラインで参加されました。
またeパラスポーツ事業で使用している「UDe-Sports」を開発したハッピーブレインの園田大輔さんに今回も解説者としてご登壇いただき、トークショーや、参加施設を結んだオンライン対戦が行われました。

トークショーでは、キンタロー。さんに早速eパラスポーツにチャレンジしていただきました。園田さんのレクチャーのもと、あそどっぐさんとのオンライン対戦を行いました。
あそどっぐさんが「ある人から動画の企画で今年の2月にアイドルの方と共演するって予言されたんですよ〜当たりました!」というと、キンタロー。さんが十八番の前田敦子さんのモノマネで返し、会場は爆笑の渦が巻き起こりました。

キンタロー。さんはeパラスポーツ対戦中も芸能人だけでなくアニメのキャラクターなど様々なモノマネをおり混ぜて、あそどっぐさんとの玉入れで熱戦を繰り広げました。

eパラスポーツを初めて体験したキンタロー。さんは「ルールがシンプルで、(操作が)色でわかりやすいので、夢中になって(ボタンを)押してました。脳も活性化された気がします。(ゲームをしばらくやっていなかったが)これなら私もまた(ゲームをやることに)戻って来れそうと思いました。」「もっと練習することで、脳と体が活性化できそう」とのことでした。
園田さんも「ボタンさえ押せれば、皆さんの脳の活性化や認知症の予防につながることができればと思いますので、狙い通りです!」と笑顔。

トークショーに続いて、eパラスポーツ事業に参加された都内5施設、熊本のあそどっぐさん、そして会場の合計7カ所を結んでのオンライン対戦が行われました。
実況はスポーツアナウンサーの山田透さんです。
対戦会にはイオンモールむさし村山にいらしていた方も参加し、お子様も楽しく対戦しました。

 

各施設の様子

オンライン対戦では、施設から参加の皆さんも大健闘。
施設での応援も盛り上がっていました。
浅草みらいど
癒しの里雅 東新町
立川療護園 はごろもの音
八王子療護園
わくらす武蔵野

 

 

順位発表

施設の対戦順位はこのようになりました。
各施設には今までの練習と交流会の健闘を称えてメダルが贈られました。

1位 八王子療護園
2位 癒しの里雅 東新町
3位 わくらす武蔵野
4位 浅草みらいど
5位 立川療護園 はごろもの音

会場の参加者を含めた総合順位は、なんと、同点で1位が3組!
八王子療護園、来場者、キンタロー。さんが総合1位となりました。
最後に、フライングゲットポーズのキンタロー。さん、山田さん、園田さんで記念撮影を行い、対戦会は幕を閉じました。

 

 

福祉器具展示コーナー

eパラスポーツ事業で使用している、さまざまなコントローラー、ボタンスイッチなどの福祉器具展示コーナーを設けました。eパラスポーツの魅力がわかるコーナーとなり、会場に来られた方も興味津々にスタッフに質問をされていました。

eパラスポーツ体験コーナー

eパラスポーツを体験できるコーナーでは、会場に来られた方同士で、オンライン上で徒競走や玉入れなどのスポーツ対戦を行っていました。
会場内の大型モニターでも体験でき、多くの方にご参加いただきました。

デフスポーツ体験コーナー

2025年に世界的規模で行われる聴覚障害者のための総合競技大会「デフリンピック」が東京で開催されます。
会場には、デフ陸上で使用される耳の聞こえないアスリートがピストルの音ではなくランプの光でスタートを判断する「スタートランプ」の体験コーナーを設けました。
日本デフ陸上競技協会のスタッフから耳の聞こえないアスリートがどのようにスタートをするかの説明がありました。

「On your mark(位置について)」で赤、「Set(ヨーイ)」で黄、「Go(スタート)」緑でスタートを手話通訳の方を通じて説明を受けている様子

会場での盛り上げ

東京都スポーツ推進大使のゆりーとも来場

東京都ヘブンアーティストである大道芸人の「ジーニーさん」によるバルーンパフォーマンスなども会場を盛り上げてくれました。